着物+手づくり本
ジャマクサガリのくせに、なぜか手づくりモノが好きで、
本屋さんの手芸コーナーを素通りできません。
とくに最近は、着物まわりの手づくりたちも気になって。。。

でも実際に作るまでには、
紆余曲折(?)、膨大なエネルギーと偶然のやる気を必要とするわけで。

本を手にして立ち止まり、
内心では。
「滅多に作らへんのに本ばかり買うてどうすんねん。」
「家にある本から、何か一つでも作ったら、買うたげるわ。」
と自分に言い聞かせ、言い聞かせ、泣く泣く棚に戻す・・・
はずが、つい、買ってしまった一冊。

リメーク小物で楽しむふだんの着物―小物と帯作り、帯結びリメーク小物で楽しむふだんの着物―小物と帯作り、帯結び
鈴木 道子

文化出版局 2007-12
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紹介されている商品がそれぞれ素敵なのにまずひかれ。
作り方の説明や図も、細かく丁寧なのに、もう一押し。
最後の半巾帯の結び方ページも参考になりました。

つまり、
見ているだけでも楽しい。
作ろうとしたときにも、わかりやすくて、
作らなくても、細帯は結ぶだろう〜と。
モトを取れそうな一冊です。
しばらくは眺めて楽しんでいるかと思います。
二番目・三番目の用途に用いるのはいつのことやら・・・ですが。



もう一冊。
こちらは以前買った本。
着物まわりの手づくり帖着物まわりの手づくり帖
君野 倫子

小学館 2005-10
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こちらはもっと
ふだん着+ガーリッシュで、つまり若い子向けな感じ。

実際にこの通り作ったら、
逆に合わせる着物が限られそうに思える30代・・・
普段着・ポリエステル着物で、年下の子と出かける場面なら、
何とか、許してもらえるか???(単に若作りになってしまうだけ?)

でも、ぱっと見てかわいい〜簡単そう〜な小物が多いので、
着物も手づくりもアイディアでもっと楽しめるよ〜〜〜!
という気持ちにさせてくれます。

ただその割りに、作ろうとするには、ちょっと説明足らずな気がします。

特に、巻末の裄丈と袖丈の「お直し便利帳」は、
残念ながら、写真が白黒で小さいのもあって少しわかりにくい。
わたしの場合は、やっぱり素人ですから、
これを見てチャレンジする気にはなれませんでした。
自分でお直しできたら、便利だろうな〜とは思うのですが。。。

私にとっては、本の通り作るというより、
何か作ってみようという気持ちを喚起する本でしょうか。

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【2007/12/12 23:59】 | 着物の本 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
おすすめ着物の本-10
今読んでいる本。
石田節子のきものでおでかけ (新潮文庫 い 90-1)石田節子のきものでおでかけ (新潮文庫 い 90-1)
石田 節子

新潮社 2007-08
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丸ごと一冊、「衣裳らくや」の石田節子さんと着物のお話。

石田さんが着物に出会い、衣裳らくやを始めるまでのお話から、
着物についての話、職人さんについてのお話、コーディネートの話
そして、「池田」ご主人池田重子さんとの対談など、盛りだくさんの一冊です。

着物の話ももちろん興味深いのですが、
特に、石田さんの来し方のお話の方に興味を惹かれました。
今、自分が仕事のことで、これからのことをを色々考えて迷っているからかもしれません。
そのときどきの自分自身の関心事に、どうしても引き寄せて読んでしまいますが、だからこそ、読む時期によって違う面白さを発見できるわけで、そこが本を読む楽しみの一つだと思います。


池田重子さんとの対談の中で、印象に残った会話がありました。

「石田さんは池田先生から怒られたことは?」という問いに対して、
仕事上ではあまり怒られなかったという話の後。

ここで石田さんが、
  でも男の人の話ではよく怒られていました。
  「節ちゃん、それだからだめなのよ。」って。(笑)
答えた池田重子さんの一言。
  でも、それはここでは言っちゃいけないと思う。

石田さんのはじめの言葉に、
対談を盛り上げようというサービス精神を、
それでも、言ってはいけないことと言い切る池田さんの言葉には、
石田さんに対する優しさ、思いやりと毅然とした強さを感じました。

お二人ともやっぱり素敵ですね〜。

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【2007/11/24 23:59】 | 着物の本 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
おすすめ着物の本-9
久しぶりに着物の本のご紹介。
夏の間は、ついつい、着物から遠ざかってしまう上に、
最近は情けない話題が続いてしまったので、
ときどき本を開いてイメージトレーニングしなくては。

きもの草子きもの草子
田中 優子

淡交社 2005-04
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この本、著者は田中優子さん。
法政大学第一教養部専任講師、同助教授、教授を経て、現在は社会学部教授。近世文化の研究にとどまらず、近年は江戸時代の社会・文化など幅広い分野での研究を行っているという方。(Wikipedia より)

「知識」の幅広さは言うまでもなく、それらをわかりやすく、興味深く文章としてつづることができるというのも才能の一つ・・と感じます。

一月から十二月まで、俳諧の季語から取り出した各章のタイトルが美しく、
内容も、アジアの布のこと、着物にまつわる家族の思い出、季節のこと、技法のこと、文様のこと・・・など、読み応えのある一冊です。

とはいえ、そこは着物の本。
著者の私物を始め、文章の内容にあわせた写真もたくさんあるので、内容の濃さの割りに楽しく読めてしまいます。


本章の合間に、「私の着物術」と題した短いコラムもあって、
こちらも着物を着る方には、参考になる内容です。

着こなしについてというコラムの中に下の文章があって、
何となく、漠然と考えていたことを、はっきり文章にして言われたようでした。

--
着物の着付けができるようになったら、次にすることは「観察」ではないかと思う。
映画や写真や絵画を見て、「自分はどうありたいか」を探す。真似してみる。失敗する。
が、めげずにまた真似してみる、の繰り返しで、自分の好みができあがる。
--(本文より引用)

着る人が、自分で決めて、着たいように着ればいいのだということ、
着物の着付けに関しては忘れられているように思います。

もちろん、TPOは考慮しなくてはならないとして、その上に
--
着こなしの目標は「自分のいいところを出す」ことに尽きる
--(本文より引用)

これも、その通りですね!


A5サイズの大きさですが、ときどき鞄に入れて持って歩いてしまうお気に入りの一冊です。

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【2007/07/29 23:59】 | 着物の本 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
おすすめ着物の本-8
檀流きものみち檀流きものみち
檀 ふみ

世界文化社 2001-09
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家庭画報の連載当時、毎号楽しみに立ち読みしていました。
(分厚さとお値段と、ワカモノには気軽に買えない雑誌だったので・・・)

写真もいっぱい、文章も読みやすくて、
そしてどの壇さんも美しく、
染や織のいろんなお着物やコーディネートを、
わくわくしながら見ていました。

中に一枚、思い出の写真があります。

まだ若かった年齢と、童顔のせいで、
着物を着たいといえば、何かとピンクをすすめられ、
あまりピンクが好きでなかったわたしは、
内心嫌やなぁと思っていたのですが。

そんなときに、とある方から、
こんなピンクなら、上品でええやんか〜と、
こういう色も似合うと思うねんけど〜と、
示されたのが壇さんの写真。
この本の最後、ピンクのお着物にグレーの帯のコーディネートです。
(クリスマスのポインセチアなんですが・・・)

作家さんの作品なので、手がでるはずもないですが、
せっかく、そう言うていただいたので、
えい!とその号を買って!
そのページの切抜きを大事にもっておりました。

何年もたって、その方とも遠くなってしまいましたが、
色のイメージを広げてくださった一言に感謝!
おかげでピンクをはじめ、パステル系の色への抵抗感が少なくなったなぁと思います。

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【2007/05/27 22:53】 | 着物の本 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
おすすめ着物の本-7
森田空美(あけみ)の知的きもの入門森田空美(あけみ)の知的きもの入門
森田 空実

小学館 2004-06-15
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お着物も写真も、モデルさんも、とても美しい着物の本。

森田空美さんの提案するコーディネートは、
洋服の感覚で、お着物も今の時代に違和感なく着たい!という方には、
ぴたっとはまるのかもしれません。

この方のコーディネートを模したお着物や帯なども、作られているようですが、
写真のお品は、本当はどれも手が届かないような「よいもの」だそう。。。

実はこの本、いまだわたしの手元にはありません。
本屋さんで初めて見つけて以来、
毎日のように、手にとって眺めて、買おうかどうしよか、迷って・・・・
ということを散々繰り返して、いまだ、買えずにおります。

というのは、値段の問題だけでなく
手が届かない世界かなぁと思ってしまったからで。

素材のよさを引き立てる、あっさりと、上品なコーディネート。
ってことは、ある程度着る人にも「華」がないと、ただの地味な人に
なりかねないかなぁと思うのです。
残念ながら、まぁ、間違いなくわたしゃそっち側ですね〜。

実際、著者の森田空美さんも、お写真から、きりっとした、でも華やかで美しい方。
その写真をみて、方向性の違いをはっきりと悟ったのでした。

でも、ちょっとあきらめきれずに、なんとか自分なりに応用できないかと、本屋さんに行く度に、手にとってしまう・・・。もういっそ目の保養と称して、買ってしまおうかな〜と思ったりもします。

華があって似合う方にはオススメの一冊・・・なんですが。

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【2007/05/06 22:43】 | 着物の本 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
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